
「米を送って」と東京のFさんからFAXがきました。
小国の秘められた歴史、もちひと王の逃亡伝説を書いた柿花仄先生の紹介で私が作った米がほしいと申し込まれ、もう何年もお米を通してお付き合いをさせてもらっている文化人です。
秋の新米を送る時の注文で精米20キロ玄米10キロを私が受け間違って、反対に送ってしまったのだったのだそうです。
注文のあった白米と、この時期いつも送る自家製の銀杏、そして今回は山で取れた平茸となめこをお詫びに送ります。銀杏とやまぎのこがあればこの時期は熱いけんちん汁ができます。
Fさんからは地震で田が痛んだ時に多額のお見舞いをいただきました。
Fさんのように「おいしい」と言って買ってくれる人がいれば農業もほんとに楽しくなります。