

教育委員会への要請 長岡養護学校を視察
合併して長岡市になり、長岡養護学校の学区に組み込まれたのに周辺の旧市町村には送迎バスが来てくれません。親が仕事をやめてでも送るしかないのです。
私は初質問でこの問題を取り上げ「合併した旧市町村にいる障害児を差別しないできちんと送迎バスを通すべきだ」と迫り、教育委員会が新年度へ向けて検討を約束していました。
来年養護学校へ入学を希望している保護者から連絡が入り「越路の西小学校までバスが行くのでそこまで送ってほしい」と学校から連絡があったことが知らされました。越路西小学校は、小国の奥からだと20キロ以上もありそこまで送れというのでしょうか。
小国地域の学童児や未就学児の障害者の保護者で作っている「みんなの願いサークル」 では関係者が集まって相談したところ「どうしても小国地域の中にバス停を作ってほしい」と要請することになりました。
働いているお母さんが多いわけですが小国の中に停留所があれば家族でも送れます。お母さんが仕事をやめて送迎しなくとも良くなるからです。
これは障害者を持つ家族にとって本当にたいへんな問題なのです。
4日の要請には、実際に仕事をやめて子供の送迎をしているお母さん、そして来年から入学を予定している子のお母さんが参加し、切実な実情を訴えました。
小国地域の要望は、栃尾や寺泊、和島など市の中心部から遠い地域の願いでもあります。
周辺地域の障害者の教育に希望の持てる対応をぜひ教育委員会がしてくれることを私も強く要請しました。
その後参加した全員で長岡養護学校を視察させていただきました。