私の親代わりになってたいへんお世話になった「でんべいのおじいちゃん」こと青柳正三さんが急な病であっけなく逝ってしまいました。
10時過ぎにせがれさんである正夫さんが家に来て「急に容態が悪くなって、入院した。危ないようだ」と知らせてくれました。早速入院した小国診療所に駆けつけたら、風邪をひいていたようで体力が落ちて血圧も計れないといった危篤状態でした満96才ですから老衰もあります。診療所は休診日だったのですが金子先生が入院患者の往診に来ていた時なので受け入れてくれたのだそうです。肺炎も併発し酸素吸入をしても肩で息をしている状態でした。
意識はしっかりしていて、私や妻の呼びかけにもきちんと応えてくれて「ありがとう」と言います。私には「頑張ってくれ」と手を握って、何か頼むようにいいます。うちの兄弟はみなこのおじいさんに世話になっているので塚山の姉に電話したらどうしても会いたいというので姉も迎えにいって見舞いに来てもらいました。姉が言うには具合の悪かった足は何度もさすったけどもう冷たくなっていたそうです。それからまもなく、子供や孫に見守られて安らかな顔で亡くなってしまったのです。
「でんべいのおじいちゃん」のことはこのブログでも何回か書いています。ぜひその項もお読みください。平凡だけど、とても素晴らしい人間らしい生き方をした人でした。ご冥福を祈り、心から「ありがとう」の言葉を送りたいと思います。
感傷に浸っている間もなく葬儀の準備で大忙しです。議会中でなく助かりました。精一杯葬儀の手伝いが出来ます。