2008年02月14日

"自治体政策セミナーin大津"W

生保講演.jpg日野町長.jpg
     







尾藤弁護士による生活保護の  軽トラ町長と呼ばれる
現場についての特別講演     滋賀県日野町の藤沢町長

第1日目の最後は地元滋賀県日野町長の特別講演でした。
 黒塗りの高級車から町長車はエコカーのプリウスに、自分は農家の軽トラで通勤、退職金も半額にして、住民と協同して合併しない自律の町を目指します。関西弁でユーモアを交え話す藤沢町長に何度も会場から共感の拍手が寄せられます。日野町も平成の合併の嵐に揺らされます。大きな市への合併を議会が賛成多数で決めようとした時住民が立ち上がり、住民投票で決めようと運動が進みますが町長と議会はこれを受け付けません。
住民投票は町長リコールによる発展、これが成立した選挙で藤島氏が町長に選ばれたのです。まるで何年か前の小国の状況を聞くようでした。自律と決まったときの住民や職員のパワーには驚かせられましたが、目標がはっきりし自分達で町を作るってことが実感できたときすごい力になるのです。これも長浜の例と同じ根っこを持っているように思いました。

三日目の午前は尾藤弁護士の生活保護についての特別講演でした。尾藤氏は特別な経歴のある人です。 大学卒業とともに入った厚生省、幹部候補生としてエリートコースを歩きますが、これをやめて弁護士に、厚生省を相手に北九州などでの生保裁判の弁護団長を務めます。法廷でやりあう生保問題の第一人者の話しは、日本の生活保護が今どうなっているのか鋭い告発となりました。政府はいったい日本をどうゆう国にしようとしているのか、今鋭くとわなければなりません。
 自分達の市でもこんなことが始まっているかと思うと、きか゛きではありません。

今日は、初めて上村と言う二十軒ほどの集落へ寄せてもらっての集落懇談会でした。
十人近い人が寄ってくれました。特に女性の人が連れ立って参加してくれ、映し出されたスライドを一生懸命見入ってくれました。
 高齢者医療制度のスライドではおばあちゃんが『 おっこっこー おらせっねい」と天引きされた年金の通帳を見ているスライドには「ほんとらてー」と声があがりました。

posted by 細井良雄 at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の想い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。