中学の卒業式は朝からの大雪の中で行われました。もう立派な青年乙女という感じの卒業生達が堂々と式の主役をつとめています。
仮設校舎に入学震災のあわただしい中で授業を受け昨年には新築されたり修復された校舎に戻ったところ今度は中越沖地震に見舞われるなど災難の中をたくましく育って来た生徒達です。卒業生を送る心のこもった在校生の挨拶とすばらしい
送る歌に応え、卒業生たちの中学生最後の合唱が広い体育館に響きました。
あふれる涙を拭こうともせず歌う女子生徒の姿に青春の頃を思い出させられました。
私たちの頃では中学を卒業すると半数は就職でした。ふるさとを離れ紡績工場で働きながら夜間高校を目指す人たちも多かったのです。卒業式が終わるとすぐ汽車に乗る人もいました。あの時歌った『仰げば 貴し」は今でも忘れられません。
卒業生の前途に幸多かれと祈ります。
明日からはいよいよ三月議会が始まります。全神経を集中して臨まなければなりません。