

左 新聞紙の上に広
げて乾します
右 小国ぎんなんの
代表的な品種で
桃太郎です
乾していたイチョウの実 ぎんなんが乾し上がりました。
時間をかけた緩やかな乾燥なので中身はうす緑色でまだ生きた実なのです。これからは温度が低くあまり湿気のないところに置かないと中身が縮んできます。実の中で芽をだす準備作業に入るからです。外殻をむいて冷凍しておけば新鮮なグリーンのぎんなんがいつでも食べられます。
この品種は上小国地域に多くあった優良品種です。桃の実に似ている形から「モモぎんなん」などの愛称で大事にされ各地で接ぎ木されてきたもので、産地化のときに町長が「桃太郎」と命名した品種です。
実は大きく、形はハート型でこうが高く(厚みがあること)剥くと中身はほぼまんまるで、味も粘りがあって人気があります。昔はキロ3000円近くの高価な時もありました。今は千円前後で市販されています。