画面に見入る参加者
猿R彦荘の前にはの雪
積雪は60センチほど
私は法末での集会をいつも楽しみにしています。役場職員時代からこの集落の取り組みにいろいろかかわってきたからです。なんといってもここに暮らす人たちのゆったりとした人生観に惹かれます。
小国でも一番山奥の雪深い地域です。私の名刺に書いてある言葉はあの地震の被害の中、懸命に父祖の地である法末に帰って生きようとしてきた皆さんを見て考えた言葉「懸命に生きる人々を支え励ます政治を」です。
今日も限界集落特有のお年より世帯の悩みが出されました。「百姓をやって年老いた夫婦は、年金もわずかしかありません。お互いに健康なときはいいがどちらかが病になったとき、介護施設に入ろうとしても順番まちですぐは入れません。入れるとしても月十万を越える負担はとても無理です。何とか近くで安くて、老いて病気がちになっても暮らされる対応がほしい、いまさら都会の子供のところで暮らすのは無理です。何とか考えてほしい」こんな声が出されました。
明日はグリーンツーリズムのひとつ「雪ホリデー」で中学生か゛雪掘り体験に訪れるとのことで山彦荘の前では雪集めが集落の若手で進められています。