

右 雪割草の栽培ハウスで
藤田さん
左 藤田さんの作品
合併した森林組合の組合便りの編集委員になってしまい、創刊号の記事の取材で小国で雪割草の栽培の草分けとして頑張っている藤田賢治さんを訪ね取材させていただきました。
藤田さんとはいろいろな場所でお会いしていたのですが詳しいお話を聞いたのは今回が初めてでした。
雪割草の美しさに見せられてもう20数年の栽培年数になるそうです。
趣味から始めたことですが、歳をとっても技術があればやってゆける世界です。
地域の人たちの老後の楽しみと小使い稼ぎだけでなく地域の産業とするためにはどうしてもリーダーが必要です。特に育種を進めるには親株の確保が必要でそれにはどうしても長い栽培暦を持つ人が必要なのです。
藤田さんは、長年の活動で県内にも多くの愛好者とのネットワークを持っています。そして毎年交配を進め新たな品種開発を進めています。三段咲きなどの部では国際雪割草協会の品評会で金賞を得ける腕前です。
ぜひ小国地域のためにも頑張ってほしいと思いました。