障害福祉課長さんや大勢の視察者を
前に堂々とグループホームでの生活
を説明する入居者
手前は制度の改善を訴える若いお母さん
やグループホームの世話人さんたち
一週間くらい前に、越路工房の涌井園長より電話「厚生省の担当課長がグループホームの視察に来てくれる。グループホームの保護者の皆さんの生の声を聞いてもらいたい。ぜひ参加してほしい」と依頼されました。
私は今越路工房が旧越路町に運営している11ヶ所のグループホームの後援会長をやらせてもらっているのです。
自立支援法が施行されてから障害者施設の運営は本当に厳しくグループホームの世話人さんや若い職員の皆さんの給与も引き下げなければならない状態です。障害のある子どもたちを持つ親にとって本当に気が気ではありません。その日は私の後援会の忘年会を計画している日でしたが何とか日程を割いて参加することにしました。
柏崎での研修会のついでに寄るとのことでしたが、予定の時間にはなかなかつきません待合室で集まった保護者の皆さんとグループホームの様子など話しながら待ちました。
一番重度の子供たちが入って昨年から開所した神谷寮の皆さんの話がいろいろ出されました。何とかもっと人がつけるように政府の支援がほしいと一致しました。
約一時間遅れで始まった懇談会では、涌井園長が施設の運営全体の説明をし私が最初に子供たちや保護者としてどんなにグループホームが役に立っているか述べ、頑張っている世話人さんや若い職員の対偶改善を要望しました。
次々に立って現状を訴え政府の支援をお願いする保護者の皆さんには真剣なまなざしが注がれました。最後に一番大変な神谷寮で懸命にがんばっている二人の世話人さんの涙の出るような話には思わず拍手が全員から湧き上がりました。人間の尊厳をかけた越路工房の取り組みへの拍手だったと思います。
一緒に参加された衛藤参議院議員さんもきっと感銘を受けたことと思います。
2008年12月14日
厚生省 障害福祉課長がグループホーム視察
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