
熱のこもった講演をされる
東洋大学の青木辰司教授
昨日は、今日の議会最終日の討論原稿を書いていたら 山古志の関議員さんから電話をいただき、講演会の参加を聞かれました。予定に入れていたのですがお声をかけていただいて出席をすることに決めて、作業を急ぎ終わらせ、市内の会場に駆けつけました。
小国町役場農林課に居たころ、新潟大学の伊藤忠雄教授が主宰した『はつらつ新世紀塾」でヨーロッパのグリーンツーリズムやクラウンガルティンなど現地で体験したツアーコンダクターなどの報告を受けていました。また塾の卒業記念にヨーロッパを研修視察し、美しい農村を見てきました。 小国ではこれらの知識を本に、法末集落などの都市との交流を進めてきました。
今回、このような形で第一人者である青木教授のまとまった報告を聞けて、当時のことを思い出し、大変ためになりありがたかった。
報告の最後に国内での新しいグリーンツーリズムの形や実践例が紹介され大きなヒントになりました。この講演は (財)山の暮らし再生機構が主催する出前講座としてやられ第五回目になると聞きます。参加者と青木教授にはもういろいろなつながりがあり、先生が長岡の地域に大きな期待をされていることなどが伝わってきました。これまでも中山間地の発展に努力されており、講演会への参加を呼びかけていただいた関議員さんに感謝しています。
中山間地に住む私たちとして、何よりもそこに育まれてきた文化を誇りとし、そこのよさを都会の人たちにも味わっていただき、応援団になってもらうことだと思います。農村の切り売りでなく、私たちがここで生きている意味を問う大事なことと思います。長岡の農村にはいっぱいの可能性があります。
【関連する記事】